黒糖の風味が全面に出てはいないのですが、
その濃厚な味と、のどごしに上がってくる香りは、
これぞ黒糖焼酎という存在感があります。
ロックがお勧めです。
食前の一杯にはもってこいです。
名瀬市にある小さな蔵元です。
全量を甕仕込みにこだわっているので生産量は少ないです。
仕込み水に亜熱帯の原生林『金作原(きんさくばら)』の水を使っています。
野犬贔屓の酒蔵です。
ラベルにあるよに、ほんとにトロ味があります。
甘みよりも雑味が全面に出ています。
25度ですが、ロックよりも
水割りにしたほうが、全体の味が調和して美味しいです。
徳之島産のサトウキビを使用しているそうです。
まーらん舟は、交易船のこと。幸せを運んでくるものとして縁起物です。
伝統製法を謳っているだけあって、ラベルも一味違います。
40度なので、本来は原酒、プレミアムに分類すべきですが、
一升瓶物ということで、ここに載せています。
味は龍宮をさらに濃厚にしたもの。
香りもいいのですが、甘みは抑えられています。
野犬的には、キビの甘みがもっとあってもいいと贅沢を言いたくなるほど、全体にうまくまとまり過ぎた作品です。
キリッと冷やして食後酒に最適です。
杏などのドライフルーツが合います。
25度です。
雑味が少なく、キビの味が舌に心地良いです。
まろやかで、辛くなくロックで味わうのがお勧めですが、
香りは今一つ。
水割りにすると、まろやかになり過ぎますが、
主張が収まる分、どんな料理にも合います。