黒糖焼酎知ったかぶり集
その5
古酒
焼酎は寝かせれると、その分だけ旨みが増します。
しかし、時間というのは公平で都合よく端折ることはできません。
古いものほど値が張るのは当然です。時間の代金と目減り分の代金。
ウイスキーを寝かせておくと、自然に量が減っていくのと同じです。
天使の取り分って聞いたことがありますか?そうあれです。
古酒=上等ぐわぁー、と理解しておいていいです。
野犬の普段のみは普通の一升瓶、なのでこのHPも一升瓶ものが中心です。
(ほとんどの一升瓶銘柄には四合瓶サイズがあります)
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〜愛飲していますが、造ったことはないので〜
減圧蒸留
大気圧の10分の1ぐらいの圧で蒸留を行う。水の沸点は42℃ほどになります。
原料の風味が抑えられ、スッキリとした口触りの焼酎になります。
野犬は、当然原料の黒糖が出る常温蒸留で造られたものが好きです。
焼酎のアルコール濃度
蒸留の際、タレ口から最初に出てくるものをハナタレ(初垂れ、初留垂り)と言います。
しだいに濃度が低くなっていき、呼び名も中垂れ、末垂れと変わります。
これらを合わせたものが焼酎原酒です。
アルコール度数40〜45パーセントほどです。
原酒は希釈され瓶詰にされ製品となります。黒糖焼酎の場合は同一銘柄で25度と30度のものがあるのが一般的です。
ハナタレに関しては、野犬ブログに記事があります。→コチラ
黒糖焼酎のハナタレについては、→野犬ブログ内の記事当HP内の記事
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その1
黒糖焼酎とは
黒糖焼酎が造れるのは奄美群島だけです。
本土復帰前から親しまれていた黒糖から造るお酒は日本の酒税法では、リキュール類とみなされ税金が高くなってしまいます。
そうならないようにする為に特別措置法が設けられ、そこで付けられた条件が、@必ず麹を用いて仕込む。A大島税務署管内のみ、というものでした。
一次仕込みでは米麹を発酵、二次仕込でそこに黒糖液を加えて発酵させます。その後に蒸留、貯蔵という段階を経て造られます。
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音響熟成
熟成中のお酒に音楽を聞かせると、その振動によって、樽やタンクの中の原酒と水分が馴染んで味がマイルドになるそうです。
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その7
その6
麹には、白、黒、黄色の三種類があります。
黄麹は日本酒などに使用されています。
沖縄の泡盛は黒麹。
白麹菌は黒麹菌の変種で、芋焼酎には主に白麹が使われています。
黒糖焼酎は、多くが黒麹ですが、白麹を用いたものもあります。

黒麹を使うと、コクのある深い味わいになり、
白麹では、スッキリとしたマイルドな味になります。
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その4
その3
常圧蒸留
大気圧(1気圧)で蒸留を行うことです。
原料の旨みが引き出されます。
伝統的な方法です。

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その2