灼熱の混沌都市フィリピン・マニラ。ひょんなことがきっかけでこの地に暮らすことになった三人の日本人青年―スラムの病院の勤務医、在比日本大使館の書記官、ナイトクラブの俄かオーナーに、それぞれ厄介な出来事が降りかかった。
殺人、恐喝、汚職、麻薬、詐欺、訴訟……「何でもアリ!」の喧騒の街で続発する突発事故に、命懸けで立ち向かわねばならなくなった三人。はたして彼らの運命は?”マニラの帝王”の座には誰が……。
映画化された衝撃のデビュー作『緊急呼出し』の作者が、『約束の十字架』に続いて放つ第三弾! 異国の地で葛藤する日本人の実態を見事に描くやるせなく、哀しく、だが爽かな異色のヒューマン・サスペンス!
この本のタイトル、私が自身で初めてつけたものなんです。
前二作は編集者につけてもらいました。
現在、『マニラの帝王』の販売は、中古本のみです。こちらから購入できます。
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